全国各地に広がる、豊後ひょっとこ踊りの会を紹介します。
「湯喜(ゆき)まつり」や「かなやま湖太陽 森 湖 祭典」など
富良野で開催される各種イベントへの参加や、
老人ホームや養護施設への慰問など、
地域に笑いと幸せの輪を今も広げ続けています。
商売繁盛や五穀豊穣(ほうじょう)、
家族円満を願って踊られるのがひょっとこ踊り。
2000年11月、遠藤保初代会長らが踊りと笑いで元気まちをと、
発足させた。
町内のイベントや福祉施設の慰問、敬老会の余興に引っ張りだこで、
精力的なボランティア活動をしている。
「蝦夷ひょっとこ踊り鹿追ひょっとこ会」(鈴木朝子会長)は2002年、十勝小唄にひょっとこ踊りを組み合わせた「十勝豆踊り」を創作した。「歌詞が見事に十勝そのものを表していた。豆を植えてから収穫するまでの流れをひょっとこ踊りで表現することで、農作業の原風景を子供たちにも伝えられる」。鈴木会長は同小唄とひょっとこ踊りの2つの文化の伝承を見据えながら、十勝ならではの踊りを作り上げた。